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藤内 智史*; 伊藤 駿*; 橋本 善孝*; 田村 肇; 富岡 尚敬*
Journal of Structural Geology, 89, p.19 - 29, 2016/08
被引用回数:16 パーセンタイル:48.38(Geosciences, Multidisciplinary)地震源性の化石断層である南阿波断層の活動年代を調べるために、粘土鉱物のK-Ar年代測定を行った。メランジェの基質の頁岩から得られたK-Ar年代は85から48Maであり、砕屑性雲母鉱物の量の減少に伴って年代が若くなる傾向を示した。対照的に、断層の中心部から採取したウルトラカタクレーサイトのK-Ar年代は明らかにメランジェより若く、29から23Maとなり、かつ粒径との相関は見られなかった。このことは、23から29Maの間にウルトラカタクレーサイトからArが完全に散逸したことを意味する。ウルトラカタクレーサイトにおけるArの散逸は、断層が再活性化した際に起こった摩擦による加熱もしくは熱水の侵入によるものと思われる。この結果は、付加複合体中の整合層からテクトニックメランジェを分離する地震源性断層が、付加の進行中のみならず、付加が完了した後にも滑った可能性を示す。
藤浪 俊*; 武田 喜代子*; 小野寺 威文*; 佐藤 勝也; 佐野 元彦*; 鳴海 一成*; 伊藤 政博*
Genome Announcements (Internet), 2(3), p.e00458-14_1 - e00458-14_2, 2014/05
The potassium-dependent alkaliphilic sp. strain TS-2 was isolated from the mashed extract of a jumping spider, and its draft genome sequence was obtained. Comparative genomic analysis with a previously sequenced sodium-dependent alkaliphilic species may reveal potassium-dependent alkaline adaptation mechanisms. The draft genome sequence of sp. strain TS-2 was 4,360,646 bp in total length, comprised 58 large contigs ( 500 bp) that was deposited at DDBJ/EMBL/Genbank under the accession number BAWL00000000. In the draft genome sequence of sp. strain TS-2, two sets of genes, which encode multisubunit secondary cation/proton antiporter-3 family proteins, were annotated. The Mrp complex acts as an Na/H antiporter in typical alkaliphilic species and plays a critical role in the sodium-dependent alkaline adaptation mechanism.
瀬戸 誠; 北尾 真司*; 小林 康浩*; 春木 理恵*; 三井 隆也; 依田 芳卓*; Zhang, X. W.*; 前田 豊*
Physical Review Letters, 84(3), p.566 - 569, 2000/07
被引用回数:22 パーセンタイル:72.66(Physics, Multidisciplinary)われわれは、大強度放射光X線を利用することにより、K原子の核共鳴準移の励起を行い、時間遅れを伴う散乱線の信号観測に初めて成功した。K原子は親核がないため、通常のメスバウアー分光実験を行うことのできない核種であるため、本実験の成功は、放射光によるK含有物質のメスバウアー分光実験を切り開くものであるといえる。
大野 新一; 古川 勝敏; 曽我 猛
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 59(6), p.1947 - 1951, 1986/00
被引用回数:2 パーセンタイル:25.2(Chemistry, Multidisciplinary)20-100keV範囲のHe,Ar,Xeイオンの硝酸カリウム分解に対する反応断面積を求めた。この値を入射イオンに対する電子的及び核的阻止能の値と比較することにより、イオンのエネルギー損失の化学反応に対する効率として、非弾性衝突の方が弾性衝突よりも約5倍大きいことを結論する。(シリーズ報文:高エネルギー粒子による科学反応,III)
古川 勝敏; 大野 新一
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 58, p.1831 - 1832, 1985/00
被引用回数:1 パーセンタイル:22.47(Chemistry, Multidisciplinary)電子線・ガンマ線による放射線分解と高エネルギーイオンによる化学反応を比較するために、100keVの水素,ヘリウム,窒素,酸素イオンを硝酸カリウムに衝撃し、生成する亜硝酸イオンの収量を測定した。得られたG値(0.5~1.8)と阻止能の値を比較することにより、イオン線による反応が電子励起によることを結論する。
下司 和男
Ferroelectrics, 64, p.97 - 106, 1985/00
RbZnCl,RbZnBr,KZnClは、KSeOと同様に、基準相不整合相強誘電相の相転移をすることが知られている。これらの物質の相転移の機構を明らかにするため、相転移に対する静水圧の効果を~0.8GPaまでの圧力範囲にわたって調べた。基準-不整合転移温度は、RbZnCl,RbZnBr,KZnClではいずれも圧力とともに増大する。これはKSeOの場合、圧力とともに減少するのと対照的であるが、KSeOの転移が変位型であるのに対し、他の化合物の転移が秩序-無秩序型であることを反映しているものと思われる。キューリー温度はいずれも圧力とともに減少する。RbZnClおよびRbZnBrでは、高次の整合相に対応するとみられる高圧誘起相が新たに見出された。
下司 和男; 飯泉 仁
Journal of the Physical Society of Japan, 53(12), p.4271 - 4278, 1984/00
被引用回数:31 パーセンタイル:85.45(Physics, Multidisciplinary)中性子散乱によって、KZnClのノーマル・インコメンシュレート相転移を調べた。KSeOの場合と異り、ノーマル相でソフト・フォノンは検出されなかった。(h,o,l0.3)に散漫散乱が見出され、その強度は温度が転移点に近づくに従って、Curie-Weiss適に増大する。この結果は、KZnClの相転移が、秩序-無秩序的であることを示している。
峰原 英介
Proc.Int.Ion Engineering Congress, p.137 - 140, 1983/00
渦巻状のタングステンフィラメントと反転型配位をもつ原研型スパッタ負イオン源を製作し、試験した。このフィラメントはカリウムの表面電離型イオン源として働く。このフィラメントは大体2000C程度に保たれており、オーブンから送られてくるカリウム原子を表面で完全に電離する。このスパッタ負イオン源は通常用いられている負イオン源よりも大体1桁程度大きな負イオン電流を発生することが出来る。CやOでそれぞれ150uA、100uAの負イオン電流を発生することができる。
下司 和男; 冨永 靖徳*; 占部 久子*
Ferroelectrics Letters, 44, p.71 - 75, 1982/00
被引用回数:12 パーセンタイル:53.58(Physics, Condensed Matter)KSO単結晶の比熱及び誘電率の測定を、液体ヘリウム温度まで行った。56Kに比熱の小さいピーク及び誘電率の温度係数の変化を伴う相転移を新に見出した。同型の化合物KSeOでは、低温に於て不整合相強誘電相への相転移が報告されているのに対し、KSOでは低温相における強誘電性や超格子構造は見出されなかった。KSeOとKSOの相転移系列の著しい相違は今後の問題である。
星 三千男; 上野 馨
Journal of Nuclear Science and Technology, 19(4), p.334 - 335, 1982/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.3(Nuclear Science & Technology)アルカリ性過ヨウ素酸カリウム溶液中でVI価プルトニウムは過ヨウ素酸イオンと錯体を形成し黄色を呈する。吸収スペクトルは540,690,885,1035nmにピークをもつ。それぞれのピーク高は過ヨウ素酸カリウム水酸化カリウムの濃度とともに変化することからVI価プルトニウムに過ヨウ素酸イオンとともに水酸イオンが配位していると言える。90C以上で過硫酸カリウムを作用させてもVII価のプルトニウムは得られなかったので、過ヨウ素酸イオンの配位はVI価のプルトニウムを安定化させる作用があると考えられた。
下司 和男
Journal of the Physical Society of Japan, 48(3), p.886 - 889, 1980/00
被引用回数:120 パーセンタイル:96.51(Physics, Multidisciplinary)KH(SO),RbH(SO)およびそれらの重水素置換物KD(SO),RbD(SO)の単結晶を育成し、(001)面試料について誘電率測定を、室温~4.2Kの温度範囲にわたって行った。軽水素塩では、誘電率は温度下降と共に増大するのみで、4.2Kまで相転位が存在しないのに対し、重水素置換塩では、K-塩で84K,Rb-塩で71Kに誘電異常を伴う相転位が生ずることを見出した。これまで行ってきた(NH)H(SO),(NH)H(SeO)に対する重水素置換効果の実験結果と比較を行った。
下司 和男; 飯泉 仁
Journal of the Physical Society of Japan, 46(2), p.697 - 698, 1979/00
被引用回数:217RbZnCl,KZnClの(h,o,l(1/3-))にみられる衛星反射を中性子散乱によって調べた。不整比構造(0)を示す相が 30C~-81Cの温度範囲でRbZnClに、130C~280Cの温度範囲でKZnClにそれぞれ見出された。この結果これらの強誘電体でも、すでに報告されているKSeO,RbZnBrと同様に、不整比-整比相転移によって強誘電構造が誘起されることが明らかになった。パラメーター の温度変化を測定し、RbZnBrの結果と対照して議論した。
下司 和男
Journal of the Physical Society of Japan, 45(4), p.1431 - 1432, 1978/00
被引用回数:92KZnClの単結晶を育成し誘電性を測定した結果、この物質は、約123Cをキューリー点とする強誘電体であることが分かった。室温における自発分極はa-軸方向に存在し、その大きさは0.15Ccmである。この物質は又、c軸方向に3倍周期の長周期構造が存在し、キューリー点上に不整比相が存在することが予測される。
峰原 英介; 小林 千明; 菊池 士郎
JAERI-M 7303, 12 Pages, 1977/10
タングステン線及び円板から成るアイオナイザーを通して負重イオンを引き出すスパッタ・イオン源を製作し、試験を行った。このアイオナイザーから構成されるアルカリ金属表面電離ガンを詳しく記述する。又、このガンとこのガンを用いたスパッタ負重イオン源の性能を報告する。3つのアルカリ金属、ナトリウム、カリウム、セシウムがこのガンで試みられ、1-2mAのカリウム・ビーム電流がマグネットの入口で得られている。負重イオノを引き出す為に試みられた、スパッタ物質とガスは炭素、銅、アルミニウム、モリブデン、酸素及び空気である。炭素と空気の場合、次の分析電流値が得られている。Cについて、2-5-A(ファラディ・カップ)、4.6-11A(出口スリット)、2Cについて3-5A(ファラディ・カップ)、6.8-11A(出口スリット)、、Oについて11-15A(ファラディ・カップ)、25-34A(出口スリット)。入口において全ビーム竃流値は200-400Aである。
大和田 謙
Journal of Inorganic and Nuclear Chemistry, 39(9), p.1601 - 1605, 1977/09
被引用回数:62カリウム4臭化ウラニル(KUOBR)およびセシウム4臭化ウラニル(CsUOBr)の赤外吸収スペクトルを4000cm~30cmの波数範囲で測定した。また本化合物の外圏イオン(K、Cs)を無視し、UOBr)イオンのみの基準振動の解析を行った。解析には補正項を含むUrey-Bradley力場および原子価力場を採用し、ウラン-酸素(U-O)およびウラン-臭素(U-Br)結合に関する各種の力の定数を決定した。これらの力の定数のうちとくに2個のU-0結合間の相互作用の力の定数に注目し、これと2結合間の相互結合分極率との関係について議論した。
下司 和男; 小沢 国夫; 巻田 泰治*
Japanese Journal of Applied Physics, 12(12), p.1962 - 1963, 1973/12
被引用回数:9KH(SeO)の相転移に対する静水圧の効果を約6kbarの圧力範囲にわたって調べた。1気圧において室温相(第I相)は約ー62Cで低温相(第II相)に相転移をするが、3.6kbar以上の圧力範囲では、I-II相の間に高圧誘起相(III相)が見出される。I-II,I-III,III-II相境界はいずれも直線で近似されそれぞれの圧力勾配は、dI/dp=-5.060.03deg kbar,dII/dp=-2.40.2deg kbar,dIII/dp=-16.60.6deg kbarで与えられる。また、I-II-III相の三重点は、=-81.80.5C,P=3.60.1kbarである。
大和田 謙
Journal of Chemical Physics, 58(10), p.4051 - 4055, 1973/10
被引用回数:2-KUF結晶の赤外スペクトルを4000~30cmの波数範囲で測定した。先ず、カリウム原子を無視した無限鎖状構造(UF)を仮定して、光学活性なウラン-フッ素(U-F)格子振動の解析を行った。その結果、観測された8本の吸収帯のうち6本(1000cm以上)はこのモデルの解析によってU-F格子振動に帰属された。更に100cm以下の低波数側に観測された2本の吸収帯を説明するために、カリウムイオン(K)とUF)との相互作用を検討した。又U-F結合及び非結合F・・・Fについての力の定数が得られ、前者はU-F原子間距離との関連において議論された。
白形 弘文; 高橋 興起; 平本 立躬; 矢野 淑郎
Journal of Nuclear Science and Technology, 10(1), p.10 - 21, 1973/01
磁気誘導電離による非平衡MHD発電を実現するための一連の実験結果の報告である。2種類のファラデー型MHD発電器の実験が、ガス温度1600-2000°K、1気圧のAr/Kプラズマを用いて行われた。第1の実験では、発電器構造について熱的・機械的性質についての検討が行われ、また、準熱平衡状態における発電特性が調べられ、ほぼ満足すべき結果を得た。第2の実験では、非平衡特性を得るための改造を行った発電器を用い、その発電特性が測定された。この実験結果は、非平衡電離と不安定性を考慮した4端子面路網理論による結果と比較され、よい一致を示した。小型の実験装置であるにもかかわらず、予備電離を行ったとき、磁気誘導電離による出力の増加が、よい再現性をもって確認された。
大和田 謙; 曽我 猛; 岩崎 又衛
Speotrochimica Acta, Part A, 28, p.933 - 938, 1972/00
抄録なし
脇田 宏; Hirosi Nagasawa*
Geochemical Journal, 1, p.149 - 154, 1967/00
抄録なし